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2009年11月30日 (月)

降格に思う

清水戦からの3連戦、本当によく粘ったと、それは心の底からそう思う。
そしてその何倍もの強さで、「惜しかった」と言って欲しくない、そんな言葉でまとめて欲しくないと願う。
降格が決まったのは、大宮に勝てなかったからじゃない。
1年間を通しての結果なのだから。


6月頃だったか、何気なく2005年のイヤーブックを見ていて、のけぞったことがある。
波戸選手の言葉。
「レイソルは若い若いといわれているけれど、それは将来性があるということとイコールではない」
・・・これって、今言われてもそのまんま通用するじゃないか、と。
1番辛かったはずの2005年。 あれから色々なことがあり、前進してきたはずだったのに、いつの間にか元いた位置に戻ってしまったのか。
その時はそう思ったけど、今はちょっと違うかな。
チーム全体、前進しているはず、という意識に甘えて、戦っているのだという大前提を軽くみていたのじゃないかと。

随分早い時期から、勝てなくても内容が悪くても、「チームの雰囲気は悪くない」という言葉しか選手から出てこないのが、本当にもどかしかった。
それはそれだけ、2005年がトラウマになっているとも、2005年の反省をしているとも言えるのだけれど。
どこをどう修正していきたのか、どういうサッカーをしたいのか、見えないままに時間が過ぎて。
私の中では、10月のFC東京戦の惨敗と山形戦の完敗が今年の全て。
前者では質って何かということを、後者では成熟ってどういうことかを、つきつけられた。
J1リーグで生き残っていくためには何が必要なのか、ということを。


2007年以降、J2の試合は年何回しか見に行っていないけど、見るたびレベルが上がっている。 
知将と呼びたい監督もJ1より多い気がする。 それに対抗していくためには、今後2,3年でどういうチームを作りたいのか、繊細に綿密に考えて欲しいのです。 雰囲気なんかに流されずに。
 

最終節。 思いっきり楽しめる試合を。

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