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2008年8月26日 (火)

惜敗ではなく・清水戦

日本平の上の方、いつもより高い位置で見ていてしみじみ分かったのは・・・
あれだけ真ん中に人がいなければ、そりゃー自由に動かれるし楽にボールも運ばれるでしょう。
あれだけ真ん中に人がいなければ、DFラインから前線へのパスにならざるを得ず、そりゃー精度も悪くなるでしょう。

何よりも。 10人が思い思いの場所に散らばって思い思いの動きをしていたって、勝てるわけがないのです。

これは、惜敗なんかじゃない。
これまでぼんやりとしていた危うさが、ハッキリと姿を現したんだと思う。

次節。
私としては、勝てないことよりも、自分たちのサッカーができていないことに危機感を覚えて戦って欲しい。
そもそも、自分たちのサッカーって何なのか、チームの共通意識が見えなくなっていることに危機感を覚えて戦って欲しい。

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岡崎、枝村、実、祐三、麻也、カレン、森重、西川、豊田、柏木。
北京に行けなかった悔しさ、北京で何もできなかった悔しさを抱えた選手たちが、自分の場所でしっかりリスタートしているよ。
忠成。 「完敗」なんてそんなあっさり言うな。

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2008年8月17日 (日)

厳しい状態は続く・千葉戦

もともとリーグ戦2順目は勝利が難しくなるだろう、と思ってはいたけれど・・・
う~ん、やっぱりまだまだ厳しいなぁ。

ここんとこ、試合を重ねるごとに祐三とクラのカバーリング能力に磨きがかかっている、というか、かからざるを得ない状況になっている気がします。 まぁ、祐三にとってはそれが飛躍につながるからまだ良いんだけど、クラはそこから攻めあがってこその選手。 その前にカバーに追われていることにチームの歯車の軋みがあるんだ・・・という想いがクラのコメントに表れていると思うのは、深読みのしすぎでしょうか?

前半、谷澤に2本、工藤に1本、ペナルティエリア内でドフリーで打たれたシュート。 勝手に相手が外してくれて助かったシュート。 そう言えば、最近「連動したプレス」もあんまりお目にかからない気がします。 いや、それはそれで別に良いんです。 新しいチーム戦術を採っているのなら、それは全く構わないんです。 でも、前~中盤での抑えが利かず、DF頑張るもののフリーにさせてしまう・・・という状況が、この3週間(京都戦以来ね)改善されていないのはちと寂しい。

「ミスが多い」と指摘しているフランサ自身、複数人数で囲まれてボールを取られる場面続発で、何度も攻撃のブレーキになっていたのもまた事実。 フランサのコンディションの問題もあるのでしょうが、確実に他チームがフランサへの対応が上手くなっているのを感じます。 もちろん、2試合連続で大きな得点を取ってくれているわけですが、その1発を頼りに試合を進めていくのでは厳しすぎる。 
石さんも少しずつ選手を入替えたりして試行錯誤をしているのだとは思いますが・・・
京都戦の時にも書いたけれど、フランサがいる時でも、どうフランサを使わずに攻撃を展開していくのか具体的な動きを描けなければ。

先制されて追いついて、試合開始時より終盤の方がプレーが良くなって・・・を繰り返すこと3試合。
追いつかれるより追いつく方が嬉しいから、惜しい・悪くないって気分で終わっているけど、まずはこの循環から抜け出すことから始めたい。

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谷澤は以前のようにファウルをもらうプレーがほとんどなく、人の動きを良く見て繋ぐパス・勝負のパスで攻撃を演出し、自分も前に出て・・・と、キレの良い動きでした。 その地に足のついたプレーぶりがとても嬉しく、あぁ、やっぱり私はこの子の才能を愛しているなぁ・・・と改めて思った次第。

そして、この日のMOMは、誰がなんと言おうと工藤浩平。 もともと好きな選手だけど、1対1で仕掛けてよし、早めのクロスで仕掛けてよし。 ボールがあるところ、ボールが行くところ、常にジェフの7番。 後半にはディフェンス能力まで見せられて、90分間目が離せなかった。 前半はいいようにやられて、後半はついに2人でマーク、最後にはフランサまでマークにいく始末。

良い若手がいるのは、ウチも、他のチームも、同じこと。
負けずに頑張りましょう。

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2008年8月12日 (火)

フランサからの贈り物・浦和戦

フランサのスーパーゴールはスーパーゴールで、もちろん頭の中が爆発したわけですが、「勝ちに等しい引分け」ではなく「フランサからの贈り物に勝ち点1がくっついてきた」、そんな印象。

とりあえず後半20分以降、動けてなかったからなー。 中盤からDFラインまで、全くあがってこれなかったのは痛い。 ラスト7,8分ってところから最後の気力で動きが回復しなかったのも、もっと痛い。   

あと、石さんも指摘していたパスミス・・・私には「ミス」というより、プレーが軽く、ぞんざいなんだと思えるのですが。 とりあえず横にいる選手に預けてしまう、そんなパス。 あと、太田が攻めあがったものの どうしようもなくなって後ろのクラに戻す、そのパスが軽くて掻っ攫われ、カウンターをくらう場面が2回あったと思うけど、そういうところ。 技術じゃなく意識の問題で、すごくもったいないと思うんだよね。  

けれど、古賀や大谷のコメントを読むと、自分たちでしっかり認識できている。 何よりもそこに今後の期待をかけることができるのです。    

キレキレの実が、見ていて本当に楽しい。あのゴールはまぐれなんかじゃない、ああいうシュートを打てる選手なんだと、声を大にして言いたい。この日はまだそんなに疲れてなかったみたいだし、もう少し長い時間見たかったな。

そしてボランチの阿部も見ていて楽しい。 ・・・。  

それから、この試合はキタジとフランサが比較的長い時間一緒にプレーできてて、このコンビにも今後の期待をかけたいのでした。

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