« 2007年10月 | トップページ | 2007年12月 »

2007年11月24日 (土)

聖地日立台・甲府戦

危うい試合ではありました。
しっかりした統一意識のもとに長短織り交ぜたパスで仕掛けてくる甲府は、本当に怖かった。 J2時代から将来を見据えて同じ戦いを続けてきたというのなら、それは甲府も同じこと。 むしろ甲府の方に一日の長があったとも思う。

 

そんな試合をどうにかこうにか凌いで、勝ち点3を手に入れることができたことの幸せを思う。

 

日立台が魂を取り戻したとは、昨年から言われたことだけれど、甲府に勝って、J1での最終節を勝利で締めくくれて、去り行く選手たちに心からの感謝を伝えられて・・・やっぱりここまでこなければ本当じゃなかった。

 

レイソルを支えてくれてありがとう。 
レイソルを愛してくれてありがとう。
レイソルでスタートを切ってくれてありがとう。

 

伝わったでしょうか。
あなた達が感じている以上に、私たちはあなた達を愛し、尊敬し、感謝している。
そして、どうかどうかこれだけは忘れないでね。
あなた達と一心同体で苦しい時期を乗り越えてきたことは、これからもずっと私たちの誇りだから。

 

泣いていた祐三、近藤、何かをこらえるような姿を見せていた大谷。。。
こうやって柏の魂がここに宿り、ここで引き継がれていくことを、切に切に祈る。

 

さぁ、来シーズンへつなげていかなければならない試合が、まだあと一試合残っている。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年11月19日 (月)

正直残念・鹿島戦

キタジとたっちゃんのコメントとか、広報日誌とか・・・正直、違和感ありで。

確かに前半は走れていたし体も張れていたと思うけど、後半、時間が経つにつれてすっかり動きがなくなっていったと思うよ。 じゃなければ、センタリングあげようにも中に人が1人だけ(で、赤い選手は5,6人)とか、パス出すだけ出してその後の動きが皆無(で、出された方は赤い選手2人に囲まれて取られる)とかの、あっさりすぎる攻撃は、もう少し何とかなっていたんじゃないかと思う。
 
最後の3トップとか、たぶん来期に向けた実験的見極的色合いが濃いのだろうから、連動性云々を言うのは野暮なのかもしれない。 私だってこのチームがいきなり入ったメンバーで何とかできるほど器用じゃないことは百も承知。 けれど、中盤のスペースに走りこむ動きのなさや、ピッチを斜めに使う動きのなさは、あまりにも寂しすぎる。 
この日の鹿島は、小笠原と内田がいないことを除いても、けっして良い出来ではなく、つけいる隙はあった。 その隙を大きな綻びに押し広げる強引さがあってこそ、「最後まで走れた」と言えるんじゃないのかなぁ。 

たぶん、鹿島のDF陣は、どんなにボールを持たれていてもたいして怖くなかったと思う(本山は「強い」とコメントしてくれていたけどね)

この、「怖くなかっただろうなぁ」と思えちゃうのが、個人的には一番悔しい。 
たとえ負けても相手サポさんのブログに「怖かった」なんて書かれていようものなら、けっこう満足、最大級の賛辞だと思ってしまう。 

今の柏、常に勝てるチームではないけれど、常に怖さを与えられるチームには十分になり得ると思っているから。

帰りの車中で同行の皆様に「誰が出ようがピチピチしたプレーが見れればそれで良し」と言いました。 メチャメチャ本音です。

----------------------------------------------
嘆いてばっかりなのも何なので、
水谷は天皇杯の時より格段に反応が鋭くて良かったし、近藤もだいぶん試合勘が戻ってきた様子。
そして何より古賀ちゃんが! あの落ち着きと上手さ、すっかり復活だよ~!!と喜んでいたのに・・・。 足の具合が心配心配心配心配。
クラは、まだ精度の無さが気になるけど、最後の突破でようやくクラらしさが見えたかな。 そろそろ本当に吹っ切れてくれそう! 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年11月14日 (水)

まだまだ戦いたい・横浜FC戦

後半キックオフ前、ポジションについて横浜FCを待つ選手たちの背中に「最後まで熱く激しく戦え」のチャントをかけ続けながら、この言葉が、この言葉の意味通りに、選手たちに届いてくれることを祈っていた。

 

この試合で改めて思ったこと。
楽しいと悔しいは並立する。
納得と悔しいは並立する。
でも、納得と空しいは並立しない。

 

この試合も天皇杯も同じように一生懸命戦ったと、チームは言うかもしれない。
けれども、ライン際でしつこく絡んでボールを奪おうとしたり、相手のセンタリングに2人がかりでスライディングで飛び込んだり、そういうプレーが天皇杯ではあったかな?
少なくとも私は、ここ数試合どんなに動けていなかったかが、この試合を見て分かった気がするよ。
久しぶりに柏の選手の背中に気迫を感じたよ。

 

ここ最近、
選手は頑張っているだの、こんなときこそ暖かく応援しようだのして欲しいだの出ているけど、
私は、2005年・2006年を潜り抜けてきたサポーターの気持ちは、もっとずっとシンプルじゃないかと思う。
選手が頑張るのは当たり前。 石さんを信頼しているのも当たり前。 選手を信頼しているのも当たり前。
そして、自分たちの実力ってものも、分かってる。
だからこそ、例え負けようとも、ボールへの執着心が感じられれば試合後は拍手激励だ。
だからこそ、そのプレーに集中力すら見えなかったら、文句も出よう。
そして、例え文句やブーイングが出ようとも、それはその試合だけのこと。 次の試合はまた頭からガンガン応援するのみ。

シンプルに。
最後まで熱く激しく戦え。

------------------------------------------------------
私のこの試合の評価は他の方々より甘いかもしれませんが、
そりゃーもう、
ヒラがあれだけのキレを見せて、キタジがゴール決めたんだもの。仕方ありません。(笑) ←結局そこかよ、という突っ込み禁止。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年11月 5日 (月)

いつか見た光景その2・HONDA FC戦

まぁ、天皇杯4回戦で格下リーグのチームに負けるのは「いつか見た」どころか「何度も見た」光景なのではありますが・・・(- -;)。
にしても、ここまで完膚なきまでにやられて3失点というのは記憶に無く、さすがに・・・堪えた。

 
クラと大谷から「連動性」という言葉が出ていたけど、ホント、そんなもののカケラもない試合だったな。
「そのパスは、そのクロスは、どういう意図だね」と問いただしたい場面が多発。

そして、無理な姿勢でボールをつなごうとしたり、2人3人の中を無理やり抜いていこうとして、ボールを取られる場面も多発。
そういう取られ方からピンチを招くのは、昨年も散々経験したはずなのに。。。

HONDAの選手は、確かに技術が高かったけど、前線へのプレッシャーをかけると、J1チームなら繋げるところ、タッチラインへのクリアで逃げる場面も多々あったよ。 そうした「運動量で追い込む」ことすらできなかったのが悲しい。 

 
何だか120分を通じて、赤いユニフォームの方が多く見える試合だった。 守っても、攻撃しても、赤いユニフォームしかいない。 特に中盤はスッカラカンで、かと言って守備が厚いわけでもなく、1対1の状況を作られる(しかも抜かれる・・・)。前線のサポートも足りない。 一体黄色のユニフォームはどこにいるのかと、不思議なほどだった。

 
でも、負けるなら、これだけのほぼベストメンバーで、晴天で、丈二も問題なく・・・言い訳のできない状況で良かったと思う。 自分たちの力が足りなかったのだと、それを認めるしかないのだから。

選手コメント読んで、その辺のことは自覚しているみたいで、少し安心した。
劣っている部分を直視し、足りない部分を直視しないと、前に進むことなんてできない。
ウチの強みは「立ち返れる場所があること」だったはず。
ならば、もう一度目指しているスタイルを思い出して、その実現のために何をすべきなのか、考え直せばいい。

 

 

それにしても、HONDAの選手は上手かったなぁ。
特に感心したのは、トラップしてボールを置く位置。 自分が扱いやすいのはもちろん、味方が飛び出してくるスペースを空けてトラップするのね!! 
で、どんどん後ろから飛び出してくる。 ワンタッチで5回・6回と繋がるパス。 ゴール前までやってくる早さ、無駄のなさ。 ・・・文句なく、楽しいサッカーだった。
あのトラップはウチの選手たちも見習って欲しいなー。。。!!

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2007年10月 | トップページ | 2007年12月 »