いつか見た光景・神戸戦
昨年終盤、勝ちきれなくて勝ちきれなくて苦しんだ、あの経験は一体何だったんだ・・・
と、ボヤキの一つ(や二つや三つ)も言ってみたくなる。
相手との駆け引きでイライラしてる仲間に対して「分かっているから後は任せて外で見てろ!」と言える力強さが、
そこでマークを再確認して皆を落ち着かせる冷静さが、
一点取られたくらいで凹まない、浮き足立たないしぶとさが、
逆転されたなら、どんなことしてでもボールをゴールに流し込んでやるという強引さが、
あの経験から学べなかったのだとしたら、そんなのただの体験談。
「2006年伝説のシーズン」なんて、本当に「伝説」になって終わってしまうよ。
「やっとサポーターの強い気持ちに追いついた」と言ってくれたのは、オカだ。
「あの客は薄っぺらな結果では動かない」と書いてくれたのは、えのきど氏だ。
どちらも過ぎた言葉だと思ってる。 買い被り過ぎだと思ってる。
でも、こんな試合を見せられた後じゃあ、結果が問題じゃないんだと、心技体120%の力強さで戦う試合が見たいのだと、訴えたくもなる。
少なくとも、雨に打たれて何もかもがズブズブになって、それらを干すのが物悲しい。 そんな試合は見たくない。
経験は、活かさなければ、意味がない。
もちろん、この試合もその一つだ。
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