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2007年7月30日 (月)

日本対韓国

後半からしか見られなかったんだけど、

TVに映し出される選手たちの顔が、目が、どこか焦点定まっていない気がした。
決勝に行けなかったショックと悔しさをまだ引きずっていて、でも何とかこの試合に集中しなくちゃと焦っていて、で、結局集中できていない感じ。
そんなだから、簡単なパスミスや精度の無いパスが散見される。
だからね、「最後は気持ち」じゃなくて、「最初は気持ち」なんだよ。
韓国の方が勝ちたい気持ちが強かったとか、そ~~~んなことじゃなくって、「心技体」のコンディションを整えなければ、韓国のような強豪に勝つのは難しいということ。

 

残念ながら4位という結果と、次回のシード無しという状況ができてしまいましたが、
それでも監督がやりたい戦術を具体的に話していて、選手もそれに沿った動きが出来てきている。 ドイツでのあの状況から1年だってことを考えれば、順調なステップを踏んでいることに変わりはないでしょう。
2010年W杯の時には、たぶん今のメンバーの半分が入れ替わっている。 というか、それくらいの新戦力が出てこなきゃ底上げにならない。 そうした新しいメンバーに課題や戦術を伝えていくのは、もちろん監督の仕事だけれど、それまでチームにいた選手の仕事でもある。 ドイツW杯チームはそこのところが全くできなくて、結果、毎回新しいチームを作っている状況で本番を迎えてしまった。 勝つことに意義があるのは当たり前だけど、負けてしまったからには、この課題をどう克服していくか。 これからが、真に監督の腕の見せ所でしょう。
期待は十分に出来ると思っています。

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2007年7月27日 (金)

日本対サウジアラビア

豪州対日本が事実上の決勝戦なんて誰が言ったんだろう。 サウジに対して全く失礼な話だよね・・・と思いながらTVを見ていた。 
サウジ、十分強かったと思うよ。 とにかくチームとしてボールの奪い所がはっきりしている。 すごく組織立ったチームだと思う。 それに加えてあの技術の高さ。 3点目なんてホントびっくりした。 あと、アル・バハリ(だったと思う・・・)のディフェンス技術とかヤセルのヘディングですらす技術とか。
 
対する日本も、特に前半は、「人が動いてボールも動く」。 それが無理なく見えたというか、意識的じゃなく自然に体が動いている感じで。 オシム監督の戦術が染み付いてきたんだなぁ、と。 
惜しむらくは、前半の立ち上がり、攻めてる時間帯で点が取れなかったことと、後半リードされた後、いきなりサウジの陣形が間延びした、その間に1点しか取れなかったこと。 本当に強いチームなら、あそこで畳み掛けることができるのだと思う。 それから、これは豪州戦でも気になったんだんけど、引いた相手に対して「放り込む」アイデアしか出てこなかったこと。 ・・・まぁ、3回も先制されて勝とうというのは、やはり難しい。

でも、見ごたえはある試合だった。
テレ朝の実況(というのか、あれは!?)があまりにもうるさいので、ほとんど音を消して見ているのだけど、豪州戦の時は両者とも単調さが目について正直ダレたけど、サウジ戦は全くそんなことなかったもん。

コンフェデ杯に出られないのはかなり残念だけど、代表を見ていて久しぶりに「積み重ね」という言葉を感じたのでした。

 

 

おっっと、浦和の酒井が神戸に完全移籍ですか。
神戸ってチームは、ホント柏が苦手とする選手を集めるのが上手い~。。。 後期の対戦もまた大変だこりゃ。

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2007年7月 3日 (火)

まぁ、完敗です・清水戦

いろいろ、見方が割れる試合だろうなぁとは思うけど、
私にとっては、雄太と古賀のコメントが全てを表している。

立ち上がりも、攻めてはいたけど、らしくないショートパスでつないでみたり、パスの距離と方向が合わなかったり。 西部を慌てさせる場面はほとんど無かったと思う。 どこかボールが足についていないなぁ、と思っていたのが、あの1失点ですべて決壊した感じだ。
  
 
鹿島戦でも感じたことだけど、
「日立台のチカラ」に言及してくれるのは凄く嬉しいがしかし、そこに甘えてる部分もある気がする。
日立台だから走れる・勝てる、じゃなくて、日立台だからより走らなきゃいけない、より戦わなきゃいけない。 
1人少なく2点ビハインドの中で、その状況を忘れさせるような力強さを感じなかったのが、今一番足りないものなのかもしれない。
 
 
ま、私は試合直後から結構すっきりしていますが。
何と言うか、運も味方につけてしまった(?)完敗って感じでね。 
清水の方が断然良い準備をしてこの試合に臨んでいたと思うよ。
 
 
試合後の忠成の悔しさと怒りを噛み殺した顔と、やりきれない気持ちが汲み取れるヤザのコメントと。
悔しさをバネにできる若手がいて、一方で古賀や雄太、きっと由紀彦や巌やヒラも、状況をちゃんと分析して精神的にも戦術的にも引っ張ってくれるベテランがいて。
あぁ、チームってこうやって成長していくんだなぁ、と、素直にそういう気持ちです。

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