プレスの勝利・名古屋戦
雷雨の間はバクスタ下に避難してました。
ようやく雨が止んで外に出たら、まだ客席への入場は止められてて。 でも、選手はもうピッチに出ていたらしく、客席入口付近から沸き起こった「雄太~雄太~」の歌声。 それに合わせて、ピッチも見えないのに歌う避難民一同。 さらに、「加藤~加藤~か、と~う!」と、これまた見えないのに歌う避難民一同。
もうね、いきなり戦闘態勢全開ですよ。
試合は、「フランサがいないならとにかく走り回ってカバーだ」と言わんばかりの、躍動感あふれる動き。 とにかくたとえつま先でも相手より先にボールに触ろうとする姿勢が気持ち良くて。
名古屋も、ロングボールじゃなくてパス回しでウチのプレスをかいくぐろうとする、しかも前半はそれで何回かフリーな選手を作るあたり、さすがだと思ったけど、最終的にはウチのプレスが勝ったな。 だんだんとパスの精度がずれていったのは、絶え間ないプレスが徐々に圧力になっていったんだと思う。 ホント、この試合はプレスの勝利だと思うのよ!!
そしてもう一つ。 祐三、谷澤、俊太・・・ J2で揉まれてきた選手をナメるなよ!!!!ってことですね。
ふとベンチを見れば、90分間長イスの上に立ち続けて応援する古賀ちゃん。 見えにくいサイドの時には、膝に手をあてて前かがみになって見守る古賀ちゃん。 背が高いからSS席まで届いちゃって、子供にサインをねだられ応じる古賀ちゃん。。。 なんか古賀マニアみたいになってますが(笑)、可愛いよ、古賀ちゃん!
アルセウが退場になっても動じる気配を感じなかったのは前節の賜物。 守ろうとして守りきれるようになったのは、昨年からの大きな成長。 そして、試合終了間際にはクリアする度に熱い拍手が沸いていたのが、手前味噌ながらサポーターの力が届いたと言っていいですかね??
忠成・実・谷澤の前線3人が、3人で感じあって3人だけで何とかしちゃえてたのがすごく面白かった。 忠成の得点は、競り勝ちしたあともしっかりボールに反応できていたところが、さすがFW。 実の得点、あれはクリアミスからの不運な事故という見方が名古屋さんの一部にはあるみたいだけど、忠成がボール触った瞬間の走り出しがあってこそ。 そして、あの位置からあの態勢でのシュートは、すっごく技術が高いと思うぞ!!
試合後の挨拶でゴール裏からメインへ向かう忠成に後ろから抱きつく実。 子犬みたいにじゃれあう2人を見ていて、オールドサポは'99~'00頃に「ゴールしたキタジに明神が飛びついて子犬のようにじゃれあっていた2人」を思い出しました。 あの頃の2人もまた、オリンピック世代だった。 ヒラや大野たちも含めて、この世代が活躍するたびにチームは上昇を描いていった。 今また、同じ動きが起きている。 まっすぐにチームと自分の成長を求めるこの世代が自信をつけるたび、チームは高みへと登っていける!!
J2ですらやってしまった3連敗を、J1で食い止めることができたのが何より嬉しい。 地球滅亡までが20点台になったのもまた嬉しい。
まさに気持ち良い勝利=快勝でした。
次節はアルセウが出られないけど、地道に中盤を埋めていた俊太がまた頑張ってくれるでしょう。
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