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2006年7月31日 (月)

すっきりはしないけど・・・草津戦

「引いている相手をどう攻めるか」というチームとしての問題というよりも、
「どこでクロスを入れるか」「どこでシュートを打つか」という個人の意識の問題、な気がする。

後半はちょっと遠かったからよく分かんないけど、前半は目の前で、ボールをもらう動き・・・前線で動いたり、サイドから中に入ってきたり・・・もあったのよ。 けど、ボールは出てこない。 見えていないのか見えているけど出せないのか・・・後者じゃないかと思うんだよね。 大事にいきたい気持ちとか、むやみに当たってカウンター喰らうのは避けたい気持ちも分かるけど・・・ シュート打たなきゃ自分たちのペースにはできないし、相手も怖くないだろう。 よく言われることだけど、ゴールに一番近い道を選んで欲しい。

あと、この日は巌とタニの反応が鈍く、ディエゴがあっという間にワンマンプレーに走ってしまったのも痛かった。 亮の記憶は無いしな・・・。 忠成もさすがにマークきつくなって、自由にやらせてもらえなくなってきたね。 
ヤザは良かったと思うんだけど、たっちゃんと交代となるとやっぱりあそこのポジションしかないか・・・う~ん、難しい。

ま、でもこれで草津には勝ち越し決定だ。 初の勝ち越しチーム!
同じチームと4回当たるのは難しいって、頭では分かっていても実際にやってみなきゃ分からないこともあるだろうし(サポーターもね・・・^^;) 
草津とはさらにもう一度対戦するわけで、そこできっちり勝って締めればいいんだし(やっぱ長いな、J2・・・)。

とりえあえず私が分かったことは、首位であり今年の降格チームでありJ2では圧倒的戦力を誇る柏相手には、どこも最大限の集中力で最大限のパフォーマンスを仕掛けてくること。 きっとこれからも、暑かろうが連戦だろうが相手の出来は良いと思うよ。
だからもう、相手がどことかホントに関係ない。 自分たちが走れるか、自分たちがミスをしないか、自分たちが前を向けるか。 自分たちが満足いくプレーをできるかどうかだ。 

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2006年7月28日 (金)

夏の始まり・徳島戦

前半20分過ぎから、絶対に逆転できると思ってた。 絶対に勝てると思ってた。
何より守備陣が慌てていなかったこと。 相手がサイドを駆け上がったりしても、自分のタイミングで体入れたり足を出したりできていたこと。 
守りが落ち着けば、攻撃も、パスの長さの狂いは目についたけど、意図は感じられたし形は作れていたし、何といっても攻撃オンリーのサブメンバー。 どうとでも攻撃パターンを変えられる状況だったこと。
徳島の出足は良かったけど、90分は無理だろう、ってペースだったしね。
先制はされたけど、じっくり我慢して徐々に流れを引き寄せて、「やっぱり最後には柏が勝っちゃうんだよなー」っていう、そういう試合だと思ってた。

とはいえ、実際に勝てたのはやっぱりたっちゃんの存在が大きい。 あんだけ走ってくれて、かき回してくれて、もーうありがとうたっちゃーん!! 待ってたよたっちゃーん!!と叫ばずにはいられない動き。
それから、前半は左サイドの攻撃の起点が祐三になってて、どうしても位置が低いし切り込めないでいたのだけど、相手が10人になった後はタニがやる気まんまんで攻め込んできてて、面白かった。

前半の出来には決して満足できないけれど、1対1でもチーム全体でも、試合の中で相手を捕らえることができるようになってきたかも、と思う。 試合の入り方や失点が多いことに危機感を抱きつつ、同時に例え相手に先に流れを握られても慌てず対処して逆転できる、という自信が芽生えたら、チームは強くなる。 その意味でも、大きな逆転勝だった。 ノブリンの「1年を通して右肩上がりに」という言葉が浮かんできたよ。

ディエゴの1点目の後の気迫あふれる顔が忘れられない。 私の後ろの方の席に一挙手一投足を否定するネガティブ人がいて煩かったんだけど、駄目だ駄目だって言うんじゃなくて、あの闘志を引き出す応援がしたい。
スタンドの雰囲気とピッチの雰囲気がシンクロする日立台では、特に、ね。

ゴール裏への挨拶後スタスタとサポに近づきゲーフラを指定したレイくん、GJ!!

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2006年7月23日 (日)

なでしこジャパン

FIFA女子W杯予選兼アジアカップ、対中国戦をTV観戦。

正直、感動!!

なでしこの試合って打算(わざとファールもらうとか)がないプレーするし、90分間走り回るし、もともと好きなんだけど、この試合は特にね。 誰一人、サボる選手がいない。 相手がボールを持つと、必ず2人、その後1人、フォローが入る。 相手のスピードと判断力の速さに押し込まれてはいたけれど、チーム全体、決して慌てることはなかった。 チーム内の意識と戦術が徹底的に統一され、且つ仲間への信頼がなきゃ、できることじゃない。

よく「最後は気持ちですね」って言われるけど、実は私、この言葉、あんまり好きじゃない。 「最後は」じゃなくて「最初は」だろう、と思っている。 最初は気持ち。 どんな戦い方をするのか、どれほど勝利に執着できるか、そしてそれをどれほどチーム内で共有できているのか。 それがあって始めて、勝負の段階に進める。 そのことを再認識させてくれた試合だった。

で、この勝利は中国からの9年ぶり2回目の勝利だったわけだけど、試合後、そういった感慨や特殊な喜びが見られない選手達の顔を見ながら、このチームが見つめているものの確かさを感じさせらされましたよ。
「アジア予選を勝ち抜くことだって大変なんだ」っていう「そりゃそうなんだけどさぁ・・・」なセリフで甘やかしてしまった男子代表を考えてみたりして。

レイソルもですね、「練習試合」「熟成を見ることが目的」なんて甘やかして、怪我人の復帰を喜んでごまかしている場合じゃないですよ。
最初は気持ち、で、全員で見つめているものがあるのなら、つまらない内容になどなるはずがないのだから。 
  

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2006年7月17日 (月)

意思の統一・神戸戦

絶対に勝ち点3を取らなければならない、という指揮官の強い意志が見える登録メンバーと、その想いをガッチリと受け止めて結果を出した選手たち。
今年のレイソルは、ここぞという勝負どころでスタッフと選手たちの気持ちにブレがないことを感じさせる。 ノブリンと選手達にはちゃんと信頼関係があるんだなぁと。 

キタジがいないことで前方のボールの収まりは大丈夫か?と心配したけど、いやはや、みんなで走り回り、突っかけまくり、攻撃面でモヤモヤすることなんてなかった。
中盤でボールを持った瞬間、忠成とヤザが駆け上がってくるのを見て、「これだよ! これが見たかったんだよぉぉ!!」と大興奮。 「黒子になった」という忠成は、ホントその通り、周りを生かして自分も生かす、という面では今期最高だったと思う。
ヤザもね、あなたが上がってくれば相手は絶対怖いんだから。 ボールを持たせたら絶対怖いんだから。 これからも前に顔出すことをサボっちゃいけない。 ヤザがペナルティエリア付近で動き回るとチャンスができることを再認識したよ。

前エントリで「巌1人ではきつくなった」と書いた中盤も、大谷が入ってだいぶケアできていたと思う。 ノブリンもやっぱり大谷はボランチで使いたかったんだってことを知って嬉しくなった。 巌・タニのコンビはいいバランスだと思うのよ!

反町オトコマエが来てるってことで、祐三が強さと上手さのあるプレーをするたびに「反町、見た!?」とアピールしておきました。 次郎も安定感あるねー。

神戸に朴がいないことは助かったし、近藤と栗原を同時に下げちゃうのも「バクスターってば、その2人がいないとこっちは楽になるのだよ♪」って感じだったけど。  
でも、間違いなくチームとしてのベースの強さはウチにある!と感じさせてくれる試合でした。

ノブリン・・ヤザのコール大好きだな(笑)

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2006年7月14日 (金)

負けたけど・・・札幌戦

某所で柏サポの皆様に混ぜていただき、傍若無人にTV観戦しておりました。 周りの皆様、ご迷惑をおかけしてすみませんm(_ _)m

勝ち点3を落としたことは痛い、痛いけど、そう落ち込む内容では無かったと思っています。 少なくとも、今まで勝てなかった試合の中では、一番マシだったかと。

たーだ、やっぱり簡単に先制点をあげちゃアカン。 DFラインというよりも、相手に中盤から良いボールを出させちゃいけない。 その辺を止めるのが、だんだん巌1人では難しくなってきたなぁ、と思います。
加えて、負けてる時の選手交代が功を奏していない。
そういったことを、これからノブリンがどう修正してくるか、期待をもって見守っていきたいと思っています。

この試合、砂川がJ200試合出場達成だったんだね。
柏時代はスーパーサブでそんなに試合数稼いでいないだろうから、ホント札幌に行って頑張ったんだよなぁ。 「200試合おめでとう」の弾幕を2箇所も出してもらっているのを見てたら、結果を出してサポーターにも愛されて、自分の居場所を見つけて良かったなぁ、と、ホロリと嬉しくなりました。

そういうね、選手がいる相手なんだから、簡単に勝ち抜けるわけがない。
自分たちの戦い方を信じて、チームを信じて、最後まで走りぬくのみだ。

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2006年7月10日 (月)

祐三!祐三!李・忠・成! 横浜戦

同点ゴールが決まるまでの54分間、そりゃもうこの先のいろんなことを覚悟した。
前節の失敗を繰り返すまいと努力しているのは見て取れるけど攻守にぎこちなく、ファウル受けた後のリスタートがほとんど失敗することや審判に文句が出るのもどこかに焦りがあるからだろうし、後半始まる前に円陣組んで選手同士で話し合ってみても流れは変えられない…。

でも、あの、忠成のゴール。
ドリブルで突っかけたディエゴ、楔となったキタジ、両サイドの亮とヒラが絡んで、忠成が押し込む。
それまで何度も試みつつ、途中でカットされたりクロスの精度が悪かったりしてシュートすら打てなかったのが…ようやく繋がった!!

これで重石が取れたのか。
2点目のカウンターは、祐三の華麗なディフェンスから始まって、リカの華麗なスルーパス、キタジの華麗なスルー、忠成の華麗なループ。 もうすべて華麗づくしですよ!

落ち着いて2ゴールという結果を出した忠成がヒーローなのはもちろんだけど、祐三が!祐三が! 
「GKと1対1、やられる~!!」って場面で、「そこ抜かれたらヤバイ!」って場面で、そこには必ず背番号13。 あの深いタックル連発に、本気で感動。

湘南戦を見ていない私にとっては1ヶ月ぶりのレッツゴー柏。 やーっぱこれやんないと試合見に来た実感が沸かないよ!

今日はヒーローインタビューじゃなかったので自らゴール裏に来ることは遠慮しつつ、ゲーフラ持ったままクールダウンしてゴール裏からのコールを待っていた岡タン、きっと一緒にアフラック歌いたくてしようがなかったんだな(笑)。 やっぱりサイコー!!

以下、平山ビイキの視点。
この日のヒラは調子良くなかったけど、1点目のアシストをして倒れこんだ後、淡々と持ち場に戻る姿に、このチームの土台であり続けようとするヒラの心意気を見た気がしました。
…だから、平山ビイキなんだってば!

    

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2006年7月 8日 (土)

第2クール最後だけど

横浜戦は第2クール最後、そして前半戦最後の試合だけど、なんか「ここから始まる」って感じ。  
広報日誌にも同じようなこと書いてあったけど、ちばぎんカップでキックオフした瞬間全員がプレスかけに行った、あの時の驚きと喜びが、徐々に失われて今があるような気がする。 
首位攻防戦だからもちろん大事、順位だって落としたくないに決まってる、けれど、レイソルがこれからどういうサッカーをしていくのか、どういうサッカーをしたいのか、その決意の程を示して欲しい。

葉っぱが何だ! 幸い、雨もなんとかなりそうだ!

ところで、
W杯の予想は、1-0でイタリア  2-1でドイツっていうことで。


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2006年7月 4日 (火)

見知った光景・山形戦

いろいろ言いたいことはあるんだけど・・・っていうか、山形で散々毒吐いてきたんだけど(同行の皆様、すみません)・・・何より腹立たしいのは、ボール捌きの緩さ。 相手がパスカット狙ってんじゃないかとか、足元落ちたところを狙ってんじゃないかとか、横から走りこんでくるんじゃないかとか、そういうことを全く考えていないとしか思えないあのボール捌き。 視界30度くらいしかないんじゃなかろか。
そして、球際の弱さ。 最後の最後、右サイドで体勢崩しながらしつこくボール取りに行ってマイボールにしたことが2度あったけど、どうしてその姿勢を最初から出せない!? 
以前、強かった時代にヒラが言っていた。「球際だけでは負けることができない。 そこで負けると勝負にならない」 そういう心構えが少しでもあるのか!?
昨年みたいなサッカーはしたくないから、昨年みたいなサッカーは見たくないから、J2に落ちたのをきっかけに生まれ変わろうと、その想いで今シーズンに入ったはず。
山形への苦手意識がどうこう言う以前に、これが自分たちのサッカーだと胸張って言えるものを見せて欲しい。
勝ち負けはそれからだ。

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