映画「バッド・エデュケーション」
ペドロ・アルモドバル監督最新作。「最後に秘密が解けたとき、大いなる愛を知る」という宣伝文句に、同監督の「トーク・トゥ・ハー」のような作品・・・許されるか否かを別として、それは愛だと認めざるをえない・・・を想像していったら、ちょっと違った。だいたい、秘密なんて途中であっさり分かっちゃうし。
キリスト教の絶対的価値観支配から抜け出して、己の権力や魅力でもって欲しいものを得ていく男たちの物語。何せ魅力を武器にしているだけあって、主役の2人ーフェレ・マルティネスとガエル・ガルシア・ベルナルがとにかく妖しく、美しい。キリスト教徒にとっては、背徳的な道を選んだ者がこれだけ美しいのは、かなりの衝撃なのかもな。キリスト教徒でない私は、その辺、頭で理解するしかできないけれど。でも、究極の愛がどうこう、っていう話ではないと思うよ。欲望に忠実ではあるけれど、切なさは感じなかったし。映像美と役者に見ごたえはあったけれど、期待に胸膨らましていった分、ちょっと肩透かしだった。
ほとんど男だけしか出てこない映画だけど、チラッと出てくる女性がすごく美人なところ、さすがアルモドバル。
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